東京の風景の壁紙

皇居と東京駅に挟まれた空間は、江戸時代の建物がすべて壊されていったんは広大な更地になった後に、日本を代表するオフィス街としてゼロから建設されました。近年は、ショッピングが楽しめるエリアが増え、買い物・観光客も多く訪れるようになりました。

一度は失われた明治時代の名建築（設計：ジョサイア・コンドル）を、復元したものです。外観だけではなく、内部の構造、レンガなどの素材に至るまで、往時の姿ができる限り忠実に再現されているそうです。三菱一号館美術館として利用されています。

車道がありふれたアスファルトではなく、美しい石畳で覆われています。優雅な通りです。写真中央に写っている人物頭部の彫刻は、イタリアの作家Giuliano Vandiによる「Ricord（追憶）」という作品です。

重要文化財である古い建物の外壁のまわりを、新しい建築で囲みこみ保存することが実施されました。美しくかつ面白い空間となっています。

皇居外苑から東を望むと、丸の内オフィス街のスカイラインが一望できます。